話題のジブリ新作『ゲド戦記』を観てきた。場所は著名人もよく利用するTOHOシネマズ六本木ヒルズ。
640人以上収容可能な最大サイズの7番スクリーンだったけど、平日の遅い時間ということもあって、だいたい20人くらいしか客がいなかった。
ネットで酷評されてるので、その影響でこんなにもガラガラなのかとも思ったりした。実際、他の時間帯や映画館ではどうなんだろう。
肝心の映画の内容について、ストーリーは原作があるからどうこう言ってもしょうがないからおいといて、登場人物の絵が世界名作劇場みたいにノッペリした色合いで、描き込まれた背景から浮いてるような感じがした。CGについては特になし。
一番酷いのは、最近のジブリでよく言われている、声優の選択かと。話題先行のキャスティングで、ベテラン俳優やらジャニーズやらを使っているんだろうけど、ちょっと出るくらいのサブキャラならともかく、メインには向いてない人ばかり。
ゲドの中の人は、千と千尋の釜爺ではよかったけど今回のは台詞が棒読みだし、滑舌悪い。ゲドってそういうキャラなのかもしれないけど。
アレンの中の人は、声が低くて違和感がある。もっとキムタクばりに弾けて欲しかった。
テルーの中の人は、歌がメインなのであまり期待していなかったし、期待しなくてよかった。あと、スタッフロールで「(新人)」って書いてあるのが可笑しい。これは一種のエクスキューズなのかと思った。
唯一良かったところとしては、宮崎駿作品へのオマージュみたいなシーンがあったところか。
例えば、『天球の城ラピュタ』の中盤で、ロボット兵の暴走で壊れかけた建物からパズーがシータを助けるシーンとか、『もののけ姫』のラストで、アシタカがサンに「ともに生きよう」と言ってるシーンとか。
勝手な思いこみかもしれないけど、けっこう似ていたように思う。他にもどこかあったら教えてください。
ゲド戦記 全6冊セット
価格: ¥ 7,350(税込み)
おすすめ度: